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Mac の音が出ない?試す順に並べた 8 つの対処法

Mac の音が出ない。動画は再生され、再生バーも進んでいるのに、何も聞こえてきません。macOS はエラーを表示しないので、検索しようにも手がかりは症状しかありません。

ほとんどの場合、原因は設定です。見るべき場所さえ分かっていれば 1 分もかからずに見つかります。ここで紹介する 8 つの対処法は、試す価値のある順に並べてあります。よくある原因で害のないものを先に、ハードウェアの確認を最後にしています。

Mac の音が出なくなる理由

macOS は、標準では一度に 1 つの出力デバイスにだけ音を送ります。出力デバイスになり得るのは、内蔵スピーカー、有線ヘッドフォン、Bluetooth ヘッドフォン、HDMI や USB-C でつないだディスプレイ、そして Microsoft Teams や Zoom のようなアプリが作る仮想デバイスです。

音が消えたときは、たいてい次の 3 つのどれかが起きています。出力先が今聴いていないデバイスに切り替わった、音量か消音の状態が変わった、Mac の音声全体を動かしているバックグラウンドサービスが固まった。スピーカーそのものを疑うのは、この 3 つを除外してからで十分です。

1. 音量と消音を確認する

音量を上げるキーを何度か押して、画面に出るインジケータを見てください。Mac では、音量を上げると消音も解除されます。消音キーそのものは、ほとんどの Mac キーボードで F10 です。

インジケータは動くのに何も聞こえないなら、音量に問題はなく、音が別の場所に送られています。次の手順に進んでください。

2. 選ばれている出力を確認する

システム設定 > サウンドを開き、出力をクリックします。選択されている行が、今の音の送り先です。

MacBook Proのスピーカー(またはお使いの Mac でこれに当たるもの)を選び、何か再生してみてください。音が戻ったなら、気づかないうちに出力が切り替わっていたということです。コントロールセンターのサウンドをクリックすれば、メニューバーからも出力の確認と変更ができます。

3. Bluetooth ヘッドフォンがつながっていないか見る

AirPods などの Bluetooth ヘッドフォンは、部屋の反対側に置いてあっても Mac に接続することがあり、別のデバイスで使っている最中につながることさえあります。そうなると、macOS が出力をそちらへ移してしまう場合があります。

システム設定 > Bluetooth で、ヘッドフォンが接続済みになっていないか確認してください。接続を解除するか、出力としてスピーカーを選び直します。

4. ディスプレイと仮想デバイスを確認する

HDMI、DisplayPort、USB-C でつないだモニタは、スピーカーの音量が絞ってあっても、そもそもスピーカーがなくても、出力デバイスとして表示されることがあります。ディスプレイやドックをつないだ途端に音が出なくなったのなら、これが原因と考えられます。

アプリが仮想の出力を追加することもあります。選ばれている出力が「Microsoft Teams Audio」や「ZoomAudioDevice」のような名前なら、音はスピーカーではなくそのアプリに渡されています。本物のスピーカーを選び直してください。

5. 別のアプリで試す

もう 1 つ別のアプリで音を鳴らしてみます。ミュージックでは鳴るのにブラウザでは鳴らないのなら、Mac のサウンドは正常で、問題はそのアプリの中にあります。

ブラウザでは、消音になっているタブがないか探してください。Safari はタブにスピーカーのアイコンを表示するので、クリックすれば消音を解除できます。Chrome ではタブを右クリックしてサイトのミュートを解除を選びます。Zoom、Teams、Discord のような通話アプリは、Mac 全体とは別の出力を使えるので、アプリ自身のオーディオ設定で選ばれているスピーカーを確認してください。

6. サウンドサービスを再起動する

正しい出力が選ばれていて、どこも消音になっておらず、それでもすべてのアプリで音が出ないなら、Mac の音声を動かしているサービスを再起動します。ターミナルを開いて、次を実行してください。

sudo killall coreaudiod

求められたら Mac のパスワードを入力します(入力中は画面に何も表示されません)。音が数秒止まり、そのあと macOS が自動でサービスを起動し直します。通話中や録音中には実行しないでください。どちらも中断されます。詳しくは sudo killall coreaudiod が何をするコマンドなのかの解説をご覧ください。

7. Mac を再起動してアップデートを確認する

Mac 全体を再起動すれば、前の手順でリセットされるものに加えて、固まったアプリやドライバもまとめて片づきます。macOS のアップデート直後から症状が出ているなら、システム設定 > 一般 > ソフトウェアアップデートを確認してください。オーディオの不具合は、次のマイナーアップデートで修正されることがよくあります。

8. ハードウェアの故障を切り分ける

有線ヘッドフォンをつないでみます。ヘッドフォンでは鳴るのに、出力にスピーカーを選んでも内蔵スピーカーからは鳴らないままなら、スピーカーが故障している可能性があります。

さらに確認するには Apple Diagnostics を実行します。Apple シリコン搭載の Mac では、システムを終了し、起動オプションが表示されるまで電源ボタンを押し続けてから離し、Mac が再起動するまで Command + D を押し続けます。Intel 搭載の Mac では、起動中に D キーを押し続けます。問題なしという結果が出ても、スピーカーが故障していないとは言い切れません。スピーカーから音が出ないままなら Apple サポートに問い合わせてください。

これを全部まとめて確認する近道

Soundshine Doctor は、まさにこのチェックリストのために私たちが作った無料の Mac アプリです。開くと 1 つの画面に、選ばれている出力、音量と消音の状態、Bluetooth の音質、マイクが表示され、消音、音量ゼロ、使える出力がないといった検出可能な問題に印が付きます。症状として「No sound」(音が出ない)を選ぶと、テスト音付きの出力チェックが開きます。

Quick Fix(クイック修復)ボタンは、状況に合った修復を実行します。適切な対処がサウンドサービスの再起動であれば、ターミナルを使わずに Doctor が代わりに行います。ただし、アプリがマイクを使っている間は再起動を拒否します。通話や録音を途切れさせないための仕組みです。この手順では Doctor も Mac のパスワードを求めます。macOS がそれを必須にしているためです。

Doctor は故障したスピーカーを直すことはできません。また、ボタンをクリックするまでは何も変更しません。macOS 15 以降が必要です。

Soundshine Doctor を無料でダウンロード。アカウントは不要で、Doctor が音声を録音することは一切ありません。

音は出るけれど別のところがおかしいという場合は、音量キーが効かないとき、MacBook のスピーカーから雑音がするとき、マイクが使えないときの各ガイドをご覧ください。

よくある質問

Mac から音が出ないのはなぜですか?

多いのは、消音になっているか音量がゼロになっている、違う出力デバイス(Bluetooth ヘッドフォンやディスプレイであることが多い)が選ばれている、サウンドサービスが固まっている、の 3 つです。ハードウェアの故障は、気づかないうちに設定が変わっていたというケースに比べるとずっとまれです。

Mac のサウンドをリセットするには?

Mac のサウンドサービスを再起動します。ターミナルを開いて sudo killall coreaudiod を実行し、パスワードを入力してください。サービスは数秒以内に macOS が自動で起動し直します。Mac 全体を再起動しても同じ効果がありますが、時間がかかります。

Mac に出力デバイスが見つからないと表示されるのはなぜですか?

macOS がスピーカーやヘッドフォンのハードウェアを認識できていません。まず Mac を再起動してください。サウンドサービスも一緒に再起動されます。それでも内蔵スピーカーが表示されない場合は、Apple Diagnostics を実行し、Apple サポートに問い合わせてください。

Mac の音のトラブルを直せる無料アプリはありますか?

Soundshine Doctor は無料の Mac アプリです。出力デバイス、音量、消音、Bluetooth の音質、マイクを 1 つのウインドウで確認し、状況に合った修復を実行します。サウンドサービスの再起動も代わりに行います。

Soundshine Doctor で直す

Soundshine Doctor は、Mac の音がおかしい原因を調べてワンクリックで直す無料アプリです。アカウント不要で、録音は一切しません。 アプリは現在英語のみです。