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Mac の音量が変えられない?音量キーが効かない理由と直し方

音量キーを押しても何も起きない。あるいは、画面のインジケータに斜線が入り、メニューバーのスライダはグレー表示で、Mac の音量がまったく変えられない。

キーボードの故障であることはまずありません。ほとんどの場合、macOS は何の説明もなしに、今音を鳴らしているデバイスが音量を自分で管理していると伝えているのです。

macOS が音量を変えられないことがある理由

内蔵スピーカーやほとんどのヘッドフォンでは、macOS 自身が音量を設定します。一方、一部の出力に対しては音に手を加えずにそのまま渡し、音量はデバイス側に任せます。

HDMI、DisplayPort、USB-C でつないだモニタやテレビ、そして多くの USB オーディオインターフェイスや DAC がその典型です。こうしたデバイスが出力に選ばれていると、音量キーは反応せず、システム設定 > サウンドのスライダはグレー表示になり、画面のインジケータは音量を変更できないことを示します。

何も壊れてはいません。Mac は、デバイス側のコントロールを使ってもらうのを待っているだけです。

対処法 1: 選ばれている出力を確認する

システム設定 > サウンドを開き、出力をクリックします。選択されているデバイスを見てください。

ディスプレイ、テレビ、ドック、オーディオインターフェイスのどれかなら、キーが効かない理由はそれです。選択肢は 2 つあります。

  • その出力のまま使う場合は、デバイス側で音量を変えます。モニタなら本体のボタンかオンスクリーンメニュー、テレビならリモコン、インターフェイスならつまみです。
  • 出力を切り替える場合は、Mac のスピーカーかヘッドフォンを選びます。音量キーはすぐにまた使えるようになります。

対処法 2: Mac のキーでモニタを操作できるようにする

モニタのスピーカーを使い続けながらキーボードで操作したいなら、モニタと通信するアプリが必要です。

MonitorControl は無料のオープンソースアプリです。ディスプレイケーブル経由で多くの外部ディスプレイに音量と輝度のコマンドを送るので、Mac の音量キーで操作できるようになります。ほとんどのテレビ、DisplayLink のドック、一部の Mac の内蔵 HDMI ポートでは動作しません。

SoundSource などの有料アプリは別の方法をとり、音がディスプレイに届く前にソフトウェア側で音量を調整します。いずれにしても、これは macOS 単体ではできないことです。

対処法 3: ファンクションキーの設定を確認する

内蔵スピーカーを含め、どの出力でも音量キーが効かないなら、キーボード最上段の設定を確認してください。

システム設定 > キーボード > キーボードショートカット > ファンクションキーを開きます。F1、F2などのキーを標準のファンクションキーとして使用がオンになっていると、最上段のキーは消音や音量ではなく F10、F11、F12 として働きます。Fn キー(または地球儀キー)を押しながら押すか、この設定をオフにしてください。

Apple 製でない外付けキーボードでは、キーボード独自のファンクションロックや別のキーの組み合わせが必要なことがあります。

対処法 4: サウンドサービスを再起動する

スライダは動き、インジケータも変わるのに、実際の音の大きさは同じまま、ということがあります。アプリ側の音量もデバイス側の音量も上がっているなら、Mac のサウンドサービスが固まっているのかもしれません。

ターミナルから再起動します。

sudo killall coreaudiod

Mac のパスワードを入力します。音が一瞬途切れて、また戻ります。出力が自分で音量を管理している場合には効果がありません。通話中や録音中は避けてください。このコマンドが何をするのかは sudo killall coreaudiod の解説で説明しています。

対処法 5: 消音とバランスを確認する

音量は変わるのに、ほとんど、あるいはまったく聞こえないなら、問題は音量ではないのかもしれません。

システム設定 > サウンドで、消音にチェックが入っていないことを確認します。次に、「出力」の下にあるバランススライダを確認してください。どちらか一方の端まで動かされていると、片方のスピーカーや片耳から音が出なくなり、音量がとても小さいように聞こえることがあります。中央に戻してください。

まったく音が出ない場合は、Mac の音が出ないときのガイドを順に試してください。

どれが原因かをアプリに教えてもらう

Soundshine Doctor は、現在の出力を調べて、分かったことを知らせてくれる無料の Mac アプリです。デバイス側で音量を管理している場合は、各デバイスの詳細にその旨が表示されるので、キーが効かないのは仕様どおりだと分かります。

消音の状態と左右のバランスも表示します。Quick Fix(クイック修復)ボタンを使えば、ターミナルなしでサウンドサービスを再起動できます。アプリがマイクを使っている間は再起動しないので、Doctor が通話を途切れさせることはありません。また、macOS が必須にしているため、Mac のパスワードを求めます。

Doctor は、音量調節の機能がないディスプレイに音量調節を追加することはできません。それにはモニタ自身のコントロールか、MonitorControl のようなアプリが必要です。macOS 15 以降が必要です。

Soundshine Doctor を無料でダウンロード。アカウントは不要で、Doctor が音声を録音することは一切ありません。

関連ガイド: MacBook のスピーカーから雑音がするとき、Mac のマイクが使えないとき。

よくある質問

Mac の音量キーが効かないのはなぜですか?

いちばん多い理由は、音量を自分で管理するデバイスに音が送られていることです。HDMI、DisplayPort、USB-C でつないだモニタや、USB オーディオインターフェイスがこれに当たります。macOS はこうした出力の音量を変えられないことが多く、その場合は音量キーが反応せず、音量スライダもグレー表示になります。

Mac から外部モニタの音量を変えるには?

モニタ本体のボタンかオンスクリーンメニューを使います。Mac の音量キーを使いたい場合は、無料でオープンソースのアプリ MonitorControl が多くのモニタを直接操作できます。あるいは、出力を Mac のスピーカーかヘッドフォンに戻してください。

Mac の音量が動かない、グレー表示になるのはなぜですか?

スライダがグレー表示なのは、選ばれている出力が macOS からの音量設定を受け付けないという意味です。スライダは動くのに実際の音の大きさが変わらない場合は、サウンドサービスが固まっている可能性があり、再起動すると改善することがよくあります。

効かない音量キーをアプリで直せますか?

原因によります。無料アプリの Soundshine Doctor は、出力が自分で音量を管理している場合にそれを知らせ、固まったサウンドサービスを再起動できます。音量調節の機能がないディスプレイに音量調節を追加することはできません。

Soundshine Doctor で直す

Soundshine Doctor は、Mac の音がおかしい原因を調べてワンクリックで直す無料アプリです。アカウント不要で、録音は一切しません。 アプリは現在英語のみです。