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Mac の画面収録は音声を録音する?

短い答え:マイクは録音します。それ以外は録音しません。

macOS の画面収録は、明示的にマイクをオンにすればあなたの声を取り込みます。取り込まないのはシステム音声、つまり収録対象のアプリから出ている音です。これは Command-Shift-5 のツールバーでも QuickTime Player でも同じで、macOS 26 Tahoe でも変わりません。

この差が「画面収録に音が入らない」という質問のほぼすべてを説明します。

標準の収録機能が実際に取り込むもの

音源 取り込む?
マイク 事前にオンにすれば取り込む
アプリやシステムの音 取り込まない
その両方 取り込まない

マイクは既定でオフです。Command-Shift-5 を押し、オプションをクリックしてマイクの項目を見てください。なしになっていれば、画面の中でどれだけ大きな音が鳴っていても収録は無音になります。

この設定は「機能がときどき壊れる」と感じる原因でもあります。macOS はマイクの選択を再起動や収録モードをまたいで必ずしも保持しないため、先月は音が入っていた手順が今日は静かに無音を生みます。毎回オプションを確認する価値があります。

システム音声を取り込めない理由

見落としではなく、設定で解除できるものでもありません。Apple はあるアプリが別のアプリの音声を取り込むことをプライバシーの境界として扱っています。無制限に取り込めるなら、どんなアプリでも FaceTime の通話や読み上げられたパスコードを黙って録音できてしまいます。

macOS 26 Tahoe にはまさにこのための許可があり、「システム設定 > プライバシーとセキュリティ」に画面とシステムオーディオの収録として表示されます。API も揃っていて、ScreenCaptureKit は macOS 13 から、Core Audio のプロセスタップは 14.4 からあります。

Apple がそれらを自社の収録ツールに反映しなかっただけです。QuickTime Player もスクリーンショットのツールバーもこの機能より前からあり、どちらも見直されませんでした。配管はあるのに蛇口が付いていません。

対処 1:音声を別に録る(最高品質)

最も自由度が高いのは、映像と音声を別々に録って後で合わせる方法です。

  1. Soundshine Record を起動し、音源を選びます。すべてのシステム音声か、収録対象のアプリだけを選び、ナレーションするならマイクも足します。
  2. まずこちらで録音を開始します。
  3. Command-Shift-5 で通常どおり画面を収録します。
  4. 終わったら両方を停止します。
  5. 動画と音声ファイルを iMovie、Final Cut、DaVinci Resolve などに読み込んで合わせます。

ボタン 1 つよりは手数が増えますが、48 kHz ステレオのきれいな音声ファイルが手に入り、音源ごとに独立してレベルを調整できます。アプリの音が自分の声よりずっと大きいときに効きます。同期は簡単で、冒頭で一度手を叩くか、波形の最初の山を合わせるだけです。

途中で鳴った通知を排除しつつ特定のアプリの音だけを録れるのも、この方法だけです。

対処 2:OBS(無料、ワンパス)

OBS は画面とシステム音声を 1 つのファイルに収録します。macOS 13 Ventura 以降は ScreenCaptureKit 経由で仮想ドライバなしにシステム音声を取り込み、OBS 30 では専用の macOS 音声キャプチャソースでデスクトップ音声全体か特定のアプリを選べます。

macOS スクリーンキャプチャソースと音声キャプチャのソースを追加し、画面収録の許可を与えて OBS を再起動すれば収録できます。

無料で確実に動きます。代償は複雑さです。OBS はライブ配信用に作られているため、キーボードショートカット 1 つで済むと思っていた作業のためにシーンやソース、エンコーダを設定することになります。頻繁に収録するなら価値がありますが、1 本のクリップには重装備です。

対処 3:BlackHole(無料、手間がかかる)

昔ながらの回避策は仮想オーディオドライバです。BlackHole は無料のオープンソースで、インストール後に Audio MIDI 設定で複数出力装置を作ってスピーカーでも聞こえるようにし、システム出力をそこに向けたうえで、画面収録のマイクとして BlackHole を選びます。

この最後の部分が肝で、収録機能は入力デバイスであれば何でも録音してくれますし、BlackHole は入力デバイスとして振る舞います。

注意が 2 つ。マイクの枠は 1 つしかないので、自分の声「と一緒に」ではなく「代わりに」システム音声が入ります。そして終了後もシステム出力は複数出力装置のままなので、翌日に音がおかしいと悩む定番の原因になります。

どれを使うか

ナレーション付きのチュートリアルを録る、あるいはアプリの音と自分の声を適切なバランスで入れたい場合は、Soundshine Record で別録りして編集ソフトで合わせます。

日常的に収録する、配信もするなら、OBS を一度設定してしまえば以後は考えずに済みます。

短いクリップのシステム音声を無料で取り込みたいなら BlackHole、ただし出力を戻すのを忘れずに。

画面の上に自分の声だけ乗せたいなら標準の収録で十分です。先にオプションでマイクをオンにしてください。

音声側の詳細は Mac で内部音声を録音する方法、全体像は Mac で音声を録音する方法にあります。

1 つのファイルにまとめて録音する

Soundshine Record はシステム音声全体、または選んだアプリだけを、マイクと合わせて録音します。音源ごとに音量を調整でき、仮想ドライバのインストールも不要です。